得意先に手土産を持参する場合もあるかと思います。
では、お土産代は経費として計上できるのでしょうか？
また、経費として計上する場合には、どのような勘定科目を使用すればよいのでしょうか？
今回は、お土産代・手土産代の勘定科目と具体的な仕訳例を紹介します。
お土産代・手土産代の勘定科目は？
取引先等へ持参したお土産の代金は、「接待交際費」勘定を使用して、経費計上します。
なお、少額のお土産代（数千円程度）の場合は、お茶菓子代として「会議費」として記帳している場合もありますが、お土産代はそもそも贈答に該当するので、「接待交際費」として記帳することをオススメします。
＜参考＞
交際費等とは、交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為（以下「接待等」といいます。）のために支出する費用をいいます。（国税庁HPより抜粋）
＜具体例・仕訳＞
・得意先に持参する手土産として、○○デパートで茶菓子を購入し、代金の10,000円を現金で支払った。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
| 接待交際費 | 10,000 | 現金 | 10,000 | 手土産代
○○デパート |
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