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一人親方として、独立してお仕事をしている、大工さんや鳶職の方も多いかと思います。

サラリーマンとして、会社に属して仕事をしている場合には、基本的には税金関係の処理は会社がしてくれるため(源泉徴収・年末調整等)、特に確定申告を意識したことはないかもしれません。

ただ、独立して、一人親方として個人事業主となった場合には、ご自身で税金関係の処理、主に確定申告をする必要があります。

確定申告をしなかった場合には、無申告加算税や延滞税などの罰金が課され、多額の支払いが発生してしまうリスクがあります。

そこで、今回は一人親方の方が確定申告をする際の3つのポイント

・経費費の集計方法

・白色・青色申告のどちらを選択すべきか?

・経理処理をするのに会計ソフトが必要か否か?

について、解説させて頂きます。


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経費の集計方法

確定申告では、ご自身で1年間分の売上と経費を集計して、利益の額を計算し、その金額をもとに税額を計算して、税金を納めるという流れをとります。

そのため、日々の経費を集計するのは、確定申告に向けた、第一歩としてとても重要なことです。

また、万が一、税務調査が入った場合には、経費の裏付けとしての、領主書やレシートの提出を要求される場合があります。

そういった場合に備えて、すぐに該当する領収書やレシートを出せるようにしておく必要があります。


それでは、具体的に経費をどのように集計し、領収書等をまとめたらよいか?

オススメは、1月分、2月分、3月分・・・と、12カ月分のチャック付きのビニール袋(ジップロップなど)を用意して、領収書やレシートの日付を見て、月ごとに分けて保存する方法です。

ある程度、領収書等がたまったら(例えば1ヵ月分)、月末などに経費を集計する日をもうけて、領収書等に記載されている日付で経費として、会計ソフトに入力、又は手書きの帳簿につけていきます※。


※経費の詳細についてはこちら⇒「勘定科目一覧 個人事業主に関係する代表的な経費を解説」


なお、領収書等は確定申告の際に提出する必要はありませんが、確定申告後、基本的には7年間※は保存する義務がありますので、しっかりと保存するように注意しましょう。

※白色申告の場合には5年間、青色申告の場合でも前々年の所得が300万円以下の場合は5年間などの例外あり


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白色・青色申告のどちらを選択すべきか?

一人親方(個人事業主)の方が確定申告をする場合には、白色申告青色申告の2つの方法があります。

青色申告をするためには、事前に税務署へ「 所得税の青色申告承認申請書を提出する必要があります。

この申請書を提出期限内に提出していない場合は、白色申告となります。


では、青色申告白色申告の違いは何でしょうか?

白色申告と青色申告の一番の違いは、青色申告特別控除(10万円又は65万円)があるかどうかです。

白色申告の場合には、厳格な帳簿は要求されず、簡易な帳簿で確定申告をすることが出来ます。

しかし、青色申告を選択した場合には、原則として日々の取引を複式簿記で記帳して、厳格に帳簿を作成し、確定申告をする必要があります。


つまり、青色申告とは、しっかりと会計処理をして帳簿を作った特典として、「青色申告特別控除」という名目で、10万円または65万円を経費として引いてくれるという制度です。

現金の支払いがないのに、10万円又は65万円の経費を計上でき、その分だけ税金が減りますので大変お得な制度です。


なお、2014年の法改正により白色申告であっても、帳簿の記帳と保存が義務化されました。

そのため、現在では青色申告と白色申告にかかる手間はほぼ同じになり、積極的に白色申告をする理由がなくなりました。


また、青色申告には青色申告特別控除以外にも、「赤字を3年間繰り越せる」「家族に支払った給与を経費として計上できる」などの、納税者にとって有利な特典が多数あります。

一人親方の方は、ぜひとも青色申告をされる事をおススメします!

>>とにかく簡単に青色申告を済ませたい方はこちら

経理処理をするのに会計ソフトが必要か?

経理処理をするのに、会計ソフトを使用した方がいいのか?ノートに手書きで十分なのでは?Excelなどのソフトで対応できるのでは?

と迷っている方も、いらっしゃるかもしれません。

では、一人親方の方々に会計ソフトは必須なのか?

結論から先に言いますと、確定申告に会計ソフトは必要です!また、会計ソフトの中でも、クラウド会計ソフト※を使うことをオススメします!


※クラウド会計ソフトとは、パソコンにソフトをインストールして使用する、従来の会計ソフトとは異なり、インターネット上で会計ソフトを使用するものをいいます。


クラウド会計ソフトがオススメな理由としては、以下の4点がありあます。

・会計ソフトを使う事で65万円の青色申告特別控除を簡単に受けられる

・クラウド会計ソフトは簿記の知識がなくても簡単に帳簿づけをすることができる

・クラウド会計ソフトを使用していれば、法律の改正などにも簡単に対応できる

・クラウド会計ソフトを利用すれば、ほぼ自動で経理処理をする事も可能になる


>>>個人事業主・フリーランス向け会計ソフトランキングをチェックしてみる!

・会計ソフトを使う事で65万円の青色申告特別控除を簡単に受けられる

青色申告特別控除には、先ほど説明した通り、10万円または65万円の控除があります。

帳簿を単式簿記(損益計算書のみ作成)で作成した場合は10万円複式簿記(損益計算書と貸借対象表を作成)で作成した場合には65万円の控除を受けることができます。

単式簿記は家計簿のような感覚で作成できるため、手書きやExcel等で帳簿をつけることも可能ですが、複式簿記はいわゆる簿記の知識が必要となり、手書きやExcel等で作成するには限界があります。


また、65万円の控除を受けるためには、貸借対象表を作成する必要がありますが、手書きやExcel等で作成するのは大変難しく、通常は会計ソフトを使用して作成する事になります。

会計ソフトを使用すれば、帳簿に入力された仕訳から、自動で金額が集計されるので、簡単かつ確実に、損益計算書と貸借対照表を作成することができます。

・クラウド会計ソフトは簿記の知識がなくても簡単に帳簿を作ることができる

クラウド会計ソフトの多くは、簿記の知識がない方であっても、画面上の指示に従って、金額等を入力していけば、簡単に帳簿が作れるようできています。

手書きやExcel等で帳簿を作る場合には、しっかりとした簿記の知識がないと作成できません。

また、どうしてもミス多くなるため、間違った帳簿で確定申告をしてしまい、後日追徴課税されるなどの、トラブルのもとになります。

・クラウド会計ソフトを使用していれば、法律の改正などにも簡単に対応できる

手書きやExcel等で帳簿を作成している場合には、法律の改正などがあった場合には、ご自身で毎回改正内容等をチェックする必要があり、大変な負担となります。

クラウド会計ソフトを使用していれば、法律の改正などはソフトの無料アップデートで簡単に対応できます。

・クラウド会計ソフトを利用すれば、ほぼ自動で経理処理が可能になる

クラウド会計ソフトには、自動仕訳機能とういうものが搭載されています。

この機能を使えば、銀行口座やクレジットカードの明細をネット上で取り込み、その内容を会計ソフトに、自動・半自動で簡単に入力することができます。

自動仕訳機能を上手く使えば、面倒な経理の時間を、劇的に減らす事ができます。

なお、クラウド会計ソフト大手3社(MFクラウド、freee、弥生会計)のうち、「freee」の「自動で経理」機能は特に優れており、条件がそろえば完全自動で会計帳簿を作成することも可能です。


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まとめ

一人親方の方が確定申告をする際のポイントを説明させて頂きました。

確定申告をスムーズに済ませるためには、事前にしっかりと準備をすることが重要です。

クラウド会計ソフトを利用して、日々の取引をしっかりと記帳し、青色申告をして節税しましょう!

とにかく簡単・楽に確定申告を済ませたい方へ

とにかく簡単に青色申告をしたい!と言う方には、クラウド会計ソフトシェアNo1「freee」がオススメです!

例えば、「freee」を使うと・・・


簿記の知識がなくても、家計簿をつける感覚で、青色申告に必要な書類を作ることが出来ます。


公式ブログ2


シンプルな画面で日付、使用用途、決済口座などを入力するだけで、取引の登録は終わりです。あとはfreeeが自動的に仕訳に変換し、会計帳簿を作成してくれます。


また、難しい税法の知識がなくても、画像のようにナビゲーションの質問に答えるだけで、簡単に確定申告書を作成できます。


パソコン_12_パソコン_確定申告_ステップ形式で質問に答えるだけ


※クラウド会計ソフトは無料でバージョンアップできるので、税制改正にも適時に対応できます。


さらに、「自動で経理」機能により、銀行口座※やクレジットカードのweb明細を自動で取込み、画像のように簡単に会計帳簿を作成できます。


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※インターネットバンキングを利用していることが前提となります。


自動で経理」機能により、銀行口座やクレジットカード明細を一つ一つチェックして、仕訳を入力する必要がなくなり、経理の時間を大幅に削減することができます。

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