d2d64d9612302325f5817d19dac3ed43_s
個人事業主の方が、印鑑を購入した場合、経費として計上できるのでしょうか!?

また、経費とし計上できる場合には、どのような勘定科目で処理すべきでしょうか!?

今回は、印鑑の勘定科目と具体的な仕訳例を紹介します。

Sponsored Link

印鑑の購入費用は経費として計上できる?

個人事業主の方が、事業で使用するために、印鑑を購入した場合には、経費として計上できます

この場合、印鑑の種類はとはず、社印や実印・角印・銀行印・シャチハタなど、どのタイプであっても経費として計上できます。

なお、私的な利用のために作った印鑑については、当然、経費として計上することはできませんので、注意しましょう。

印鑑の勘定科目は?

印鑑の購入費用は、「消耗品費」勘定を使用して記帳し、購入時に費用として計上します(注・1)。

なお、10万円以上の高額な印鑑を購入した場合には、「工具器具備品」勘定を使用して、資産として計上し、減価償却が必要な場合も考えられます(注・2)。

ただし、通常、10万円以上の高額の印鑑を購入することはないかと思いますので、基本的には「消耗品費」勘定で処理すると、覚えておけばよいでしょう。



(注・1)「消耗品費」勘定とは別に、文房具などのデスク周りの備品を「事務用品費」勘定などを使用して記帳している場合には、「事務用品費」勘定などで処理してもよいでしょう。

ただし、経理業務の効率化を考えると、事業で使用する細々とした文房具・雑貨・備品(10万円未満のものに限る)については、すべて「消耗品費」勘定を使用して、記帳することをオススメします!


(注・2)この他にも、一括償却資産として処理する、少額減価償却資産の特例を利用して処理する、などの方法も考えられます。詳細については、他の記事参照のこと


なお、個人事業主が青色申告をする場合に使用する、代表的な勘定科目を(勘定科目一覧)としてまとめましたので、参考にしてみてください。

<具体例・仕訳>

・事業で使用するために、100円ショップ(ダイソー)で印鑑を購入し、代金108円を現金で支払った。

借方 金額 貸方 金額 摘要
消耗品費 108 現金 108

ダイソー

印鑑代



・事業で使用するために、印鑑を作成し、その費用10,800円を事業主のポケットマネーで支払った。なお、事務用品については「事務用品費」勘定を使用して処理している。

借方 金額 貸方 金額 摘要
事務用品費 10,800 事業主借 10,800 印鑑代



※「事業主借」勘定の詳細については、他の記事参照のこと

まとめ

いかかでしたでしょうか?

印鑑の勘定科目は、基本的には「消耗品費」勘定を使用すればよいことが、お分かり頂けたかと思います。

なお、勘定科目を調べるのが面倒とにかく簡単に経理業務をしたい!というかたには、クラウド会計ソフトを使う事をオススメします!

例えば、クラウド会計ソフトの「freee」には、入力時に勘定科目を提案してくれる機能があります。


公式ブログ2


この機能を使えば、勘定科目をいちいち調べる必要がなくなり、ストレスなく入力することができます!

さらに、「自動で経理」機能と使えば、銀行口座・クレジットカードのweb明細を自動で取込み、会計帳簿を作成してくれるので、入力作業を大幅に削減することが可能です!

今なら、30日間の無料お試しが用意されていますので、まずは無料登録して実際に使用してみてはいかがでしょうか。

>>クラウド会計ソフトシェアNo1のfreeeに無料登録してみる!


freee以外のクラウド会計ソフトをチェックしたい方はこちら

個人事業主・フリーランス向け会計ソフトランキング

Sponsored Link