最近なにかと話題のクラウド会計ソフト、その中でも個人事業主に人気のfreeeとMFクラウド確定申告には、どのような違いがあるのでしょうか!?
freeeもMFクラウド確定申告も、クラウド型会計ソフトなので、似たりよったりの会計ソフトと感じる方はいるかもしれません。
もちろん、経理という業務の性質上、どちらのソフトもだいたい同じような事ができるように作られています。
それでも、それぞれの会計ソフトには細かい違いがあります!
また、クラウド会計ソフトは、操作が難しいのでは?料金が高いのでは?といった、不安や迷いを感じる方もいるでしょうし、せっかく会計ソフトを使うなら、しっかりとそのソフトを理解してから登録したいですよね!
そこで、今回は、freeeとMFクラウド確定申告のどちらが、個人事業主に最適な会計ソフトなのか比較してみました!
機能面での違いは?
クラウド会計ソフトの機能は、どれも似たような印象だと思います。
また、経理という業務の性質上、クラウド会計ソフトであっても、日々の取引を仕訳として入力して、帳簿を作成していくこととなります。
これだけ見ていると、同じように思えますが、freeeとMFクラウド確定申告には決定的な違いがあります!
それは、自動登録機能です!
それぞれの会計ソフトの特徴をまとめてみました。
<freeeとMFクラウド確定申告の違い>
取引データ自動取り込み | 勘定科目と摘要の自動提案 | 自動登録 | |
freee | 〇 | 〇 | 〇 |
MFクラウド
確定申告 |
〇 | 〇 | × |
各機能を簡単に説明すると、
「取引データ自動取り込み」とは、インターネットバンキングやクレジットカードの取引データを、会計ソフトに連携させて、自動で取得する機能です。この機能により、経理自動化に近づくことができます。
「勘定科目と摘要の自動提案」とは、自動で取り込んだ取引を仕訳として入力する際に、使用すべき勘定科目を自動で提案してくれる機能です。
「自動登録」とは、一度仕訳入力した取引をfreeeに学習させることにより、同じ取引が発生した場合に、自動で仕訳を入力して、帳簿を作成してくれる機能のことです。
自動登録機能はfreee独自のものであり、MFクラウド確定申告にはありません。
使い方次第では、完全に自動で経理業務ができてしまう、大変便利な機能です。
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料金面での違いは?
次は料金面の比較となりますが、どちらも定額制です!
早速、2つのソフトの料金プランを比較してみましょう!
freee※ | MFクラウド確定申告※ | |||||
プラン | スターター | スタンダード | プレミアム | フリープラン | ベーシックプラン | 安心電話サポート付きベーシックプラン |
月額 (税抜) |
980円 | 1,980円 | 3,980円 | 無料 | 800円 | ― |
年額 (税抜) |
9,800円 | 19,800円 | 39,800円 | ― | 8,800円 | 17,200円 |
※無料で30日間お試しあり
MFクラウド確定申告の方が、月額、年額ともに若干安くなっています!
また、MFクラウド確定申告のフリープランは無料でありながら、確定申告書の作成まで対応できます(注・年間仕訳件数50件までの制約あり)。
事業をはじめたばかりの個人事業主のかたや、年間の仕訳数がほとんど無いような、フリーランスのかたは、とりあえず、MFクラウド確定申告のフリープランを利用し、事業が軌道にのってきたら、有料プランに切り替えるという選択肢もありだと思います。
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サポート体制の違いは?
最後に、サポート体制の違いを比較していきたいと思います!
<freeeとMFクラウド確定申告の違い>
freee | MFクラウド確定申告 | |||||
プラン | スターター | スタンダード | プレミアム | フリープラン | ベーシックプラン | 安心電話サポート付きベーシックプラン |
メール | 〇 | 〇
(優先対応) |
〇 (優先対応) |
〇 | 〇 | 〇 |
チャット | 〇 | 〇
(優先対応) |
〇 (優先対応) |
△ (登録から30日のみ) |
〇 | 〇 |
電話 | × | × | △
(導入サポート) |
× | × | 〇 |
freeeとMFクラウド確定申告の大きな違いは、電話サポート付きのプランがあるか否かです。
電話で直接相談したいという方には、MFクラウド確定申告の電話サポート付きプランがおすすめです。
ただし、だいたいの方は、メールやチャットのサポートのみで、帳簿を作成し、確定申告をしています。
料金等を考慮して、ご自身に本当に必要なサポートが付いたプランを選ぶとよいでしょう。
個人事業主に最適なクラウド会計ソフトはどっち?
さて、freeeとMFクラウド確定申告のどちらが、個人事業主にとって使いやすい会計ソフトなのか!?
両者を実際に使用してみた体験から、簿記の知識が少しでもある方(又は会計ソフト経験者)は「MFクラウド確定申告」、会計ソフトを初めて使用する方は「freee」が最適です!
freeeは入力画面が若干特殊なため、会計ソフトを使用した経験がある方には、入力しずらい面もあり、また、現金の取引などを手入力する場合スムーズに入力できるため、MFクラウド確定申告に軍配があがります!
ただ、freeeは簿記知識が0の人でも、簡単に帳簿づけが出来るように、入力画面が工夫されているため、会計ソフトを初めて使用する方や、簿記の知識が不安な方にとっては、freeeの方が使いやすいと思います。
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なお、freeeを使用している会計事務所も数多くありますし、簿記についても勉強したいといった方はMFクラウド確定申告の方がよいなど、ケースバイケースでベストな選択はかわります。
そのため、参考程度にとどめておくと良いかもしれません。
また、ソフトによる向き不向きも大きいので、まずは、無料登録をして、お試ししてみてはいかがでしょうか!?