取引先へのお祝いや、事務所に飾るためなど様々な理由で、花を購入することもあるかと思います。
では、花代は、それぞれのケースでどのように経理処理すべきでしょうか?
また、その場合に使用する勘定科目は何か?
今回は、個人事業主が支払った花代の経理処理を、具体的な仕訳例とともに解説させて頂きます。
花代の勘定科目は?
個人事業主が購入した花代の経理処理は、以下の2パターンに分類され、それぞれ異なる勘定科目を使用します。
・事務所に飾る目的で花を購入した場合→「消耗品」勘定
・取引先など、事業と関係がある相手に贈るために花を購入した場合→「接待交際費」勘定
なお、花代の金額が少額又は年に数回しか購入しないなど、重要性が乏しい場合には、すべて「雑費」勘定で処理しても問題ありません。
ただし、花代についてはすべて「雑費」勘定で経理処理すると決めた場合には、その処理方法を継続する必要があります(継続性の原則)。
したがって、今年は花代を「雑費」勘定で処理したが、来年は「消耗品」や「接待交際費」で処理するということは、基本的には出来ませんので注意しましょう。
青色申告の代表的な勘定科目をチェックしたい方はこちら→勘定科目一覧
<具体例・仕訳>
・得意先への開店祝いとして、胡蝶蘭を購入し、その代金10,000円を現金で支払った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
接待交際費 | 10,000 | 現金 | 10,000 | 花代 |
・事務所に飾る花を購入し、代金1,000円を現金で支払った。なお、当社では花代は雑費勘定で処理することとしている。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
雑費 | 1,000 | 現金 | 1,000 | 花代 |
まとめ
いかかでしたでしょうか?
事業に関係して購入した花の代金は、経費として計上することが出来ます。
ただし、購入した目的等により使用する勘定科目が異なりますので注意しましょう。
なお、経理業務を簡単に済ませたい方には、利用者が急増しているクラウド会計ソフトがおすすめです。
クラウド会計ソフトの自動仕訳機能を利用することにより、仕訳入力の手間を劇的に削減できます!
すでに会計ソフトを利用している場合でも、データの移行は簡単にできます。
利用者数が多いクラウド会計ソフトの中では、MFクラウド確定申告とfreeeが人気です。
>>MFクラウド確定申告に無料で登録してみる!
>>今すぐfreeeを無料体験してみる!
各、会計ソフトの詳細は、下記のランキング記事をチェックしてみてくださいね!
>>クラウド会計ソフトランキングを見てみる
なお、自力で確定申告をすることに限界を感じている人は、税理士に丸投げした方が良いかもしれません。
最近は格安で請け負ってくれる税理士も増えています!
税理士を探す場合は、無料で利用できる税理士紹介サイトがオススメです。
紹介担当者に希望を伝えると、無料で条件に合う税理士を探しだし紹介してくれます。
オススメの紹介サイトを比較・ランキングしましたので、気になる方は一度チェックしてみてくださいね!
>>税理士紹介サイトを比較・ランキング!おすすめサイト3選!