171a6ebe8fb0f2733e1827cbcac459ee_s

出張等で支払った宿泊費は基本的には「旅費交通費」勘定を使用して記帳します。

出張等でホテルや旅館などを利用した際に支払った宿泊費については、基本的には「旅費交通費」勘定を使用して記帳します。

なお、その宿泊の目的が以下のような場合には、それぞれの区分に応じて、勘定科目を選択して記帳します。


・遠隔地の得意先等への出張に伴いホテル・旅館等を利用した場合→「旅費交通費」勘定

・社員旅行などにおいてホテル・旅館等を利用した場合(注1)→「福利厚生費」勘定

・接待ゴルフなど接待に関連してホテル・旅館等を利用した場合→「接待交際費」勘定


(注1)名目は社員旅行であっても、①旅行期間が4泊5日以内②全従業員の半数以上が旅行に参加している➂自己都合で参加しなかった人に対して現金を支給していない④取引先との接待旅行でない、等の要件を満たしていないと、従業員に対する給与という扱いになる点に注意しましょう。


なお、当然のことながら、個人事業主のかたの個人的な旅行に係る宿泊費については、経費として計上することはできません。

では、個人的な旅行の合間に、得意先等に立ち寄り商談などの業務を行った場合はどうでしょうか?

この場合、宿泊費の総額を家事按分※して、その一部を経費として計上することも考えられます。

ただし、税務調査が入った場合に家事按分※の根拠等を明確に証明できないと、経費として認められない可能性が高いため、基本的には経費として計上しない方が無難です。


※家事按分の詳細については、他の記事を参照のこと。

なお、個人事業主が青色申告をする場合に使用する、代表的な勘定科目を(勘定科目一覧)としてまとめましたので、参考にしてみてください。


Sponsored Link



<具体例・仕訳>
・出張でビジネスホテルを利用し、その代金10,000円を現金で支払った。

借方 金額 貸方 金額 摘要
旅費交通費 10,000 現金 10,000 ホテル代



・従業員の慰安旅行として、温泉旅館に泊まり、その代金30,000円を現金で支払った。

借方 金額 貸方 金額 摘要
福利厚生費 30,000 現金 30,000 旅館代



経理業務が思いのほか大変で、ウンザリしている方もいるかもしれません。

そんな方には、いま話題のクラウド会計ソフトがおすすめです。

クラウド会計ソフトの自動仕訳機能を利用することにより、仕訳入力の手間を劇的に削減できます!

経理の手間を少しでも減らして、本業に専念したい個人事業主の方々に好評です!

利用者数が多いクラウド会計ソフトの中では、MFクラウド確定申告とfreeeが人気です。



>>MFクラウド確定申告に無料で登録してみる!


>>今すぐfreeeを無料体験してみる!



各、会計ソフトの詳細は、下記のランキング記事をチェックしてみてくださいね!


>>クラウド会計ソフトランキングを見てみる


Sponsored Link